Detailed Explanation
2つで1対となるこの椅子は、陶器製であると考えられる。全体は円筒形に近く、座面は円盤状で、首にあたる部分がやや細いが肩は張らずに胴へ続き、脚部は座面と同幅程度に広がって安定性を高めている。 胴には透彫(すかしぼり)の技法で唐草紋が4方向に表現されているほか、地の部分にも唐草紋のバリエーションが描かれている。 表面は凹凸がほぼなくなめらかで、釉薬は青磁釉、若干の貫入(ひび)が入っている。
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