松戸市立博物館利用案内の日本語版パンフレットです。
松戸市立博物館利用案内の英語版パンフレットです。
松戸市立博物館利用案内の中国語(簡体字)版パンフレットです。
松戸市戸定歴史館利用案内の日本語版パンフレットです。
まつど文化のMORIの案内パンフレットです。
縄文時代後期には、不思議な形をしていて、何に使ったのかもよくわからない土器がいくつも出現し、「異形土器」とよばれています。種類によっては東日本全域でみつかります。異形土器はなぜ作られ、広まっていったのでしょうか。本展覧会では、東日本各地の異形土器を通じて、地域間の関わり合いの実像を探ります。
江戸時代、"村"は人びとが生活と生産を営む場であるとともに、領主が領民を把握するための支配・行政の単位でした。領主と村人の間に立って村の運営を担ったのが、名主・組頭・百姓代の村役人です。市北部の大谷口村で名主を務めた大熊家に受け継がれた古文書は、年貢・諸役の取りまとめや命令の伝達・記録など、村役人の仕事ぶりを私たちに伝えてくれます。さらに、10代目大熊伊兵衛は、名主にとどまらず領主である旗本土屋家の家臣(=武士)に取り立てられ、激動の幕末に土屋家の財政改革や将軍の上洛に従事しました。
また、大熊家には、大谷口村の人びとの信仰を伝える古文書も数多く残されています。農業に根差した日々の祈りにくわえ、庚申塔の建立や遠方への参詣旅行からは、村外へと広がるネットワークを垣間見ることができます。
本展示では、大熊家文書を通じて、江戸時代をたくましく生きた村人たちの足跡を紹介します。
竪穴建物は、地面を掘り下げて床を作った建物です。世界各地でみられましたが、日本ではおもに10000年前(縄文時代)から1000年前(平安時代)の非常に長い間使われ、日本家屋の源流の一つにもなりました。松戸市内でも、1000を越える竪穴建物が発掘調査によって見つかっています。
今回の展示では、市内でみつかった竪穴建物を中心に、出土した資料や写真から古代の竪穴建物を紹介します。
しかし発掘した考古資料だけでは、建物の地下部分しか分からないのが実情です。そこで、世界各地で記録された実際の竪穴建物の古写真・絵画パネルなどを展示し、竪穴建物の全体像をイメージできるようにしました。
また、紙や模型などで竪穴建物を作るコーナーなど、お子さんも楽しく学べる空間も併設しています。
出土資料やパネル、工作を通じて、竪穴建物の世界をお楽しみください。