第8回博物館アワード(歴史自由研究部門、歴史イラスト部門)に応募した小中学生の入賞・入選作品を展示します。
千葉県誕生150周年・松戸市制施行80周年の節目にあたって、数多くの写真を中心に、市内に伝わる貴重な資料もまじえ、松戸市域の明治から平成をふりかえります。展示の前半では、小学校から陸軍工兵学校までの学び舎のようす、川のある暮らし、広がる交通網など、さまざまな切り口から激動の近代を生きた市民の足跡を辿ります。後半はおなじみの『広報まつど』で、おもに1950~60年代の急激に変化する市民生活やまちの景観を眺め、現代史の一端をさぐります。皆さんがそれぞれのふるさとへ思いを馳せるとともに、多様化する現代社会を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。
市民の方から寄贈された館蔵コレクションの中から、東北6県で製作されている伝統こけしと郷土玩具を紹介します。職人の手仕事による造形の面白さをお楽しみください。
令和5年度、松戸市立博物館は開館30周年を迎えます。
また、県制150周年、市制80周年も重なっており、年月の重みを感じる佳節に合わせて、「時間」について考える展覧会を開催します。
遺跡からみつかったモノがいつ頃のもので、どのような順番で変化したのかを調べることをクロノロジー(編年)といい、考古学の中でも基礎的な研究分野のひとつです。本展覧会では松戸市域の縄文土器を題材にして、クロノロジーの基本的な方法や理論をわかりやすく紹介します。