詳細解説
仏伝に「マガダ国に火神アグニを祀るカーシャパ3兄弟という者が住んでいた。布教の旅の途中、仏陀は火神堂に住む毒龍を退治し、カーシャパ3兄弟とその弟子約千人が仏教に帰依した。」とある。 この浮彫では仏陀は法輪で描かれ、火炎を吹く毒龍と戦う仏陀に村人が壺の水を掛けている様子が描かれている。 この浮彫の正面では、仏陀は象徴的に法輪で表されている。 しかし、植物で区切られた右端の区画では、仏陀は人間像で表され、金剛杵を持ったヴァジュラパーニを伴っている。
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