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下総国小金ヶ原御鹿狩之絵図・解説4

詳細解説

 将軍の御鹿狩に備えて、前もって百姓勢子が、遠くから御立場周辺まで野獣を追い立ててきました。
 二月二五日から筑波あたりから野獣を追い立て、三月二日に交代の人足が着き、入れ替わった。三日には、勢子によっては8kmもの距離を追い立て、その晩には54km四方まで囲みを狭めて、村々に宿泊した。四日の晩までには16km四方におさまるように追い立てたのち宿泊した。

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