詳細解説
初代スイス特命全権公使エメ・アンベールから徳川昭武に贈られた懐中時計。 文字盤が竜頭に対して90度(3時の方向に)ずれているハンターケース型である。 時計表面は金メッキで非常に細かい線刻が施され、蓋の開閉によってぜんまいが巻かれる仕組みになっている。 表蓋表面には三葉葵紋が、裏蓋内側にはエナメル(七宝焼)で徳川昭武の肖像が表されている。 また、機械部内蓋には、フランス語の筆記体で献辞が彫刻されている。
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