展示・イベント

展示・イベント

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令和6年度館蔵資料展「異形土器 縄文時代の不思議なうつわ」 開催期間: 令和6年9月14日(土曜)から同年11月4日(月曜・祝日)まで

 縄文時代後期には、不思議な形をしていて、何に使ったのかもよくわからない土器がいくつも出現し、「異形土器」とよばれています。種類によっては東日本全域でみつかります。異形土器はなぜ作られ、広まっていったのでしょうか。本展覧会では、東日本各地の異形土器を通じて、地域間の関わり合いの実像を探ります。

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令和6年度館蔵資料展「古文書からさぐる 大谷口の村」 開催期間: 令和6年7月13日(土曜)から同年8月25日(日曜)まで

 江戸時代、"村"は人びとが生活と生産を営む場であるとともに、領主が領民を把握するための支配・行政の単位でした。領主と村人の間に立って村の運営を担ったのが、名主・組頭・百姓代の村役人です。市北部の大谷口村で名主を務めた大熊家に受け継がれた古文書は、年貢・諸役の取りまとめや命令の伝達・記録など、村役人の仕事ぶりを私たちに伝えてくれます。さらに、10代目大熊伊兵衛は、名主にとどまらず領主である旗本土屋家の家臣(=武士)に取り立てられ、激動の幕末に土屋家の財政改革や将軍の上洛に従事しました。
また、大熊家には、大谷口村の人びとの信仰を伝える古文書も数多く残されています。農業に根差した日々の祈りにくわえ、庚申塔の建立や遠方への参詣旅行からは、村外へと広がるネットワークを垣間見ることができます。
本展示では、大熊家文書を通じて、江戸時代をたくましく生きた村人たちの足跡を紹介します。

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令和6年度館蔵資料展「たてたて あなあなー竪穴建物の世界」 開催期間: 令和6年4月27日(土曜)から同年6月2日(日曜)まで

 竪穴建物は、地面を掘り下げて床を作った建物です。世界各地でみられましたが、日本ではおもに10000年前(縄文時代)から1000年前(平安時代)の非常に長い間使われ、日本家屋の源流の一つにもなりました。松戸市内でも、1000を越える竪穴建物が発掘調査によって見つかっています。
 今回の展示では、市内でみつかった竪穴建物を中心に、出土した資料や写真から古代の竪穴建物を紹介します。
しかし発掘した考古資料だけでは、建物の地下部分しか分からないのが実情です。そこで、世界各地で記録された実際の竪穴建物の古写真・絵画パネルなどを展示し、竪穴建物の全体像をイメージできるようにしました。
 また、紙や模型などで竪穴建物を作るコーナーなど、お子さんも楽しく学べる空間も併設しています。
出土資料やパネル、工作を通じて、竪穴建物の世界をお楽しみください。

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第8回博物館アワード作品展 開催期間: 令和5年11月25日(土曜)から同年12月10日(日曜)まで

第8回博物館アワード(歴史自由研究部門、歴史イラスト部門)に応募した小中学生の入賞・入選作品を展示します。

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令和5年度企画展「あの日の"まつど"―写真でふりかえる150年―」 開催期間: 令和5年9月23日(土曜・祝日)から同年11月12日(日曜)まで

千葉県誕生150周年・松戸市制施行80周年の節目にあたって、数多くの写真を中心に、市内に伝わる貴重な資料もまじえ、松戸市域の明治から平成をふりかえります。展示の前半では、小学校から陸軍工兵学校までの学び舎のようす、川のある暮らし、広がる交通網など、さまざまな切り口から激動の近代を生きた市民の足跡を辿ります。後半はおなじみの『広報まつど』で、おもに1950~60年代の急激に変化する市民生活やまちの景観を眺め、現代史の一端をさぐります。皆さんがそれぞれのふるさとへ思いを馳せるとともに、多様化する現代社会を見つめ直すきっかけとなれば幸いです。

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令和5年度館蔵資料展「東北の伝統こけしと郷土玩具」 開催期間: 令和5年7月15日(土曜)から同年8月27日(日曜)まで

市民の方から寄贈された館蔵コレクションの中から、東北6県で製作されている伝統こけしと郷土玩具を紹介します。職人の手仕事による造形の面白さをお楽しみください。

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令和5年度館蔵資料展「どきどきクロノロジー」 開催期間: 令和5年4月29日(土曜・祝日)から同年6月11日(日曜)まで

令和5年度、松戸市立博物館は開館30周年を迎えます。
また、県制150周年、市制80周年も重なっており、年月の重みを感じる佳節に合わせて、「時間」について考える展覧会を開催します。
遺跡からみつかったモノがいつ頃のもので、どのような順番で変化したのかを調べることをクロノロジー(編年)といい、考古学の中でも基礎的な研究分野のひとつです。本展覧会では松戸市域の縄文土器を題材にして、クロノロジーの基本的な方法や理論をわかりやすく紹介します。

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